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老後のためのリフォームを検討するときに押さえておきたいポイント


個人住宅の玄関の写真

 

老後のためのリフォームとは

リフォームは、家のデザインを新しくしたり、機能を高めたりするときだけに行われるものではありません。将来の暮らしの変化に合わせて、住まいの設備を合わせるためにも行われます。

 

そのため、老後のためにリフォームを検討する人は多いものです。
そこで今回は、老後のためのリフォームを検討するときに押さえておきたいポイントを詳しく紹介します。

 

誰でも年を取れば、できなくなることや手助けが必要になることは多くあります。病気や怪我によって介護が必要となる場合も少なくありません。

 

それでは、年齢を重ねても快適に暮らせるためのリフォームにはどのようなものが必要なのでしょうか。

 

なぜ必要?

まず、老後のリフォームがなぜ必要であるかを理解し、リフォームで何を取り入れるべきかを明確にする必要があります。ここでは、老後にリフォームが必要な理由をわかりやすく解説しましょう。

 

安全のため

誰でも年を取れば、筋肉が衰えて体力は落ち、体の機能が低下します。このため、それまでつまずかなかった段差につまずいて転倒したり、体温を調節する機能が低下することでヒートショックを起こしたりしやすくなるのです。

 

高齢者の事故は、家庭内で起きることが半数程度であるといわれるほど、実は家の中でも事故に繋がりやすい箇所は多く存在します。
さらに、リフォームを行わないまま住み続けると、設備の劣化や老朽化が思いがけない事故を引き起こす場合もあります。

 

住まいはそもそも落ち着ける空間であり、安全が守られるはずの場所です。リフォームを行うことで、暮らしをより安全なものにしましょう。

 

老朽化や防災のため

自分が年を取るということは、住み続けている家も同じように時間を重ねていることをよく把握しておきましょう。自分の筋肉や体力が衰えるように、家も老朽化するのです。そのため、家にも必要なケアを施す必要があります。

 

大切に使っているだけでは補えない部分は、補修しなければなりません。そして補修することでまた新たな時間を歩むことができるのです。

 

特に耐震や耐久の機能が低下している場合には、暮らしや家族を守るためにもリフォームが必要です。

 

地震や台風など、自然災害からの被害を少なくするために、単に建物の強度を高めるだけのリフォームではなく、災害が起きてしまっても対応できる建物にリフォームする人が増えています。

 

老後のためのリフォームのポイント

では、老後のためのリフォームを検討するときには、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。ここからは具体的に注意したいことについてお話しします。

 

バリアフリー

老後に必要なリフォームと聞いて、バリアフリーをイメージする人は多いのではないでしょうか。
バリアフリーは、転倒防止のためだけではなく、車いすやストレッチャーで家の中を移動するときにも便利です。

 

また床に段差を作らないだけではなく、トイレや浴室に手すりを付けて安全な移動を確保することも必要です。またドアでなく、引き戸にすることでスペースに余裕ができたり、出入りが楽になったりする場合があります。

 

しかし、家の中のすべての段差をなくしてしまうと、途中で物を置いたり、腰を下ろしたりする場所がなくなってしまいます。そのため、玄関や脱衣所では、靴や洋服の脱ぎ着のために腰かけられる場所をあえて作る人もいます。

 

間取り

バリアフリーのためには、間取りを検討する必要があります。
しかし、間取りを検討するときはバリアフリーの導入だけを考えないように注意しましょう。

 

家族や暮らしがどのように変化するか、それぞれのプライベートな空間を保ちつつ、必要な手助けを受けられる間取りにすることがポイントです。

 

また、今はまだ介護などが必要な状態ではないという場合には、将来変化が可能な間取りにしておくと、必要なときにリフォームしやすくなり、費用を抑えられる場合があります。

 

断熱

リフォームを検討するときは、まず家がどのような状態であるか専門の業者に診断してもらうことがポイントです。そのうえで必要な断熱材を取り入れることで、冬場の家の中の温度差を減らし、浴室で起きるヒートショックを防げます。

 

また、必要な断熱材が施工されていることで、過剰に暖房を使ったり、冷房を利かせすぎたりすることが減るため、省エネに繋がり、光熱費の節約になります。

 

耐震性

築年数が古い建物では、耐震基準が現在のものに適合していないケースも少なくありません。

 

このような場合には、大きな地震が起きてしまうと、家が壊れるなどの被害が起きやすい状態であることが多いです。耐震性を高めることは建て直しだけではなく、リフォームでも可能です。

 

屋根を軽くしたり、壁の強度を高めたりするなど、耐震性を高めて安心して暮らせる住まいにしましょう。どのような耐震技術を取り入れられるかは、リフォーム業者のアドバイスを受けると良いでしょう。

 

家族の形に合わせたリフォームを

老後のためのリフォームは、自分のためだけのリフォームではありません。

 

年を取ったときに何が不便になるかを精査することは大切ですが、同居する子どもやその家族との暮らしがどのように変化していくかを検討することも大切です。

 

子どもがいるときには、成長に合わせて変化させられるリフォームにすることで、自分たちの老後と子どもの成長のどちらにも対応できます。

 

それぞれの暮らしや家族が違うように、老後に必要なリフォームがどのようなものかは一概に決められない場合が多いです。また家の状態もそれぞれ異なります。暮らしと住まいに合わせたリフォームを実現することがポイントです。

 

まとめ

ここまで、老後のためのリフォームを検討するときに押さえておきたいポイントをわかりやすくお話ししました。

 

年を重ねれば誰でも、筋肉や体力が低下し、若い頃と同じように動くことができなかったり、ちょっとした段差でつまずいたりするものです。そのため、住まいを安全な場所として保つためのリフォームが必要なのです。

 

バリアフリーのリフォームを行う場合には、自治体によって補助金を受けられる場合もあります。収入やリフォームの内容によって申請できるかどうか変わりますから、業者に相談してみましょう。

 

家族や暮らしの形は人それぞれ違います。リフォーム業者と相談しながら、家の状態に合わせて、必要で可能なリフォームを実現してみてはいかがでしょうか。

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